退職後の生活の習慣として、NHKの「あさイチ」を見ていた。

有働由美子アナウンサーのトークスタイルはちょっと煮え切らなくて不満だったが、、女っぽさを殺していたところは悪くないと思っていた。

この番組をやめてアナウンサーとして次はどんな仕事に就くのかと思っていたら、NHKをやめてジャーナリストになるのだという。彼女はこの一言にいろんな意味を込めているのかもしれない。

アナウンサーはもちろんジャーナリストではない。NHKにいるとジャーナリストとしては自立した仕事はできない。

日本にこもっていては、いっぱしのジャーナリストにはなれない。

日本のテレビに頼っていてはまともなジャーナリストの仕事はできない。

どれもかってな読みすぎかもしれない。とにかくこのニュースで、「リセット」という言葉が思い浮かんだ。

彼女はリセットに踏み出したことだけは間違いない。

リセットしたことのない人生を送ってきて、今更ながら、ふいにその言葉がまぶしく見えている。